ブリックレーンとコロンビアロードマーケット
ブリックレーン。ロンドンの若者達で週末はかなりフリーダムな状態になるロンドンの若いエネルギーの集まる様々なカルチャーのるつぼ、それがブリックレーンです。歴史的に非常にユニークな地域で、17世紀にはフランスから逃げてきたプロテスタントが住み着き、絹織物が盛んで今でも工場後が残っていたり、19世紀には東ヨーロッパのユダヤ人迫害で逃げてきたユダヤ人街になり、20世紀後半からはバングラデシュからの移民が大量に住み着き、現在はカレー屋がいたる所に並んでいるというまさに異文化が混ざり合った地域です。
そこに若いアーティストやデザイナー達が入り込んでよりアーティスティックでクリエイティブな文化が次々ここから出て行く様になりました。場所的にはブリックレーンの北の方はファッションやカフェ、バーなどがありよりファッショナブルな雰囲気で、南の方はバングラディッシュ人のカレー屋が立ち並んでいるという分布です。日曜日にはフリーマーケットが毎週開催されており、日用雑貨から自転車、工具や古着・家具など非常に多くの種類のものが売られています。また、ストリートミュージシャンも多く音楽を楽しみながらマーケットを楽しめるのも良いところです。
そしてその近くにも同じ位オシャレでカジュアルなマーケットがあります。それがコロンビアロードマーケットのフラワーマーケットです。文字通り有名なイーストエンドのフラワーマーケットなのですが、この地区はオシャレな雑貨系のショップも多く花だけでなくこちらでも様々なオシャレな雑貨を買う事が出来ます。