ケンブリッジには観光スポットが随所に
この日は語学学校の遠足でケンブリッジを訪れました。本当はオックスフォードの予定だったのですが、学校側の都合で急遽ケンブリッジに変更。オックスフォードならば「ハリー・ポッター」シリーズに登場する大食堂が見られたのに、と心の中で嘆きました。
ケンブリッジと言えば大学のイメージが強いですが、大学意外にも川下りが出来たりと観光スポットは随所にありました。町並みもロンドンとは少し異なり、比較的緑が多かったように思えます。時間も、すこしゆったり流れているような雰囲気でした。
大学はトリニティカレッジを見物。まず大きく目に付くのは創立者であるヘンリー8世の銅像です。生涯で6度もの離婚歴を持つ国王、我が道を行く王はローマ・カトリックを切り捨て、イギリス国教会を立ち上げました。壮絶な人生をガイドさんに解説してもらった後、銅像を正面にして右手を見ると1本の木がありました。
「これはある有名な学者と繋がりのある特別な木です。さて、その学者とは一体誰でしょう?」とガイドさん。私は心の中で「ダーウィン??」なんて考えていたのですが、口に出さないままで救われました。正解はアイザック・ニュートン。万有引力の父です。トリニティ・カレッジ出身のニュートンが、このリンゴの木を見て引力に気づいた、というのは有名な説です。せっかくなので、実際にリンゴの実が付いているところを見てみたいものですが、残念ながらリンゴは発見できませんでした。
トリニティ・カレッジはノーベル賞受賞者等、優秀な人材を輩出しているようです。くまのプーさんの作者A.A.ミルンもこの大学の出身です。大学巡りもオススメの観光プランです。